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2008年10月11日

DEM演partⅡ

広報竹村です。

学校が本格的に始まると、帰宅し、用事を済ませてからゆっくりできる時間は深夜の2時~3時になります。
あっという間に朝。そしてまた2時間かけて大学に向かう。

この生活を5年間続けてきました。
何度も心が折れてしまいそうになりましたが、モノは考えようです。

通学の時間は読書の時間。
毎日神様から「本を読みなさい」という時間を与えられているんだ!!と強制的にいい方向に考え(笑)、最近では新聞を電車の中で読むのも板についてきたように思います。

通勤・通学ラッシュの時間帯をさけ、お昼の12時くらい電車に乗り、スタバのラテを片手に新聞を読むことは、私の中で充実した時間になっています。季節もいいので、車窓からの眺め・空気の匂い、全てが私の毎日を後押ししてくれているように思います。


さて。前段が長くなってしまいましたが・・・

本日紹介したいのは、私が所属するデザイン経営工学専攻の授業に関してのことです。

通称「DEM演」

そう呼ばれるこの授業は、デザイン経営工学そのものを表す授業であるといっても過言ではないでしょう。

「デザイン経営工学とは・・・・一体??」

そう思われる方もいらっしゃると思います。

デザイン経営工学とは、モノづくりおいて必要とされる「デザインの視点・経営の視点・技術の視点」を独立したものとして考えるのではなく、この3つの視点を総合的に融合的に扱った視点で、モノづくりに取り組もうというものです。

デザインが優れていても、市場性が無いと売れない・・
デザインが優れていても、技術面で成立しないと実際には作れない・・・などなど

各視点が独立したままでは、モノが溢れる現在の社会で、一歩先のモノ・コトを提案することはできません。総合的に取り組むことで、現在の消費社会におけるモノづくりの問題を打開する方法が見つかるはず。私達は、そのようなスタンスで課題に取り組んでいます。

「それではDEM演とは・・・・??」

そうこのDEM演は、まさにデザイン経営工学の概念を実際にやってみる授業のことをいいます。
正式名称は「デザイン経営工学演習」。その頭文字をそれぞれとって、「D・E・M演」と略称しています。

毎回1つの技術やテーマを与えられ、それらを出発点とし、調査・企画・具体的な商品提案・技術面での確証・市場性の検討・収益構造の提示といった順に、モノづくりの川上から川下まで全てを経験できる仕組みになっています。

この「DEM演」は学部3年生の時に1度あり、院に入ると1年生のときに2度必修科目として設定されています。
そう。私は院1年生なので、今DEM演の真っ只中なんです。

院生になると、提示されるテーマ・求められる質ともにハイレベルなものになってきます。いかに質のいいものを、短時間で提案できるか。個々の能力、かつチームとしての全体力。
プロジェクトに取り組むにあたっての全てが問われているように思います。

前期のテーマは、工繊大が所有する特許を用いて商品提案をするというものでした。素材系の大学でもあるので、まだ活用されていない特許が学内にあるあるある。。。
私達のチームは、通気性・通水性に優れたエポキシ樹脂を使い「flope」という新しい水やりのスタイルを付加した観葉植物を提案しました。そして見事にチーム優勝!! 「DEMaward」を頂きました。

そして先日後期のテーマが発表され、2度目のDEM演がスタート。

今期のテーマは・・・・・ずばり・・・・・・「林業」です。

今までは技術シーズを与えられてきたので、ある分野における新しいビジネスモデルを提案するのは初めてのこと。
少し戸惑いもありますが、面白みを感じています。

この「林業」と聞いたとき、私の頭の中では「C2K」とダイレクトに結びつきました。

林業の問題点。それは「人(human resorce)」「素材(material resorce)」はあるけれど、それを生かしたインフラ・商品アイデアなど循環するシステムがないということです。
木を切って、それを建材にして、住宅の素材に使う。一昔前まで循環していたシステムも、安価で質のいい素材が登場にするにつれ、そのシステムは通用しなくなっているのです。

京都の伝統工芸においても、「人(human resorce)」「素材(material resorce)」は、レベルの高いものがずらりと揃っています。
しかし、ずらりと揃っているだけでは展示会になってしまう。

外部からの資金提供がなければ成立しないのでなく、内部循環によって人と素材が融合し利潤が生まれるようなシステムを作ること。内部が独立をすれば、それ以上に強いものはないなと思っています。

今回のDEM演のテーマから、色んな情報に触れることができると思うので、C2Kにも生かしていきたいと思っています。

モノは考えよう。
1つのことで完結するんじゃなく、発想の転換で周囲に繋げていきたいと思います。

そして、今日はC2Kの会議があります。
後日、内容を報告したいと思います。

それでは~♪

imo
  


Posted by craft concierge 京都 at 15:27Comments(0)Information

2008年09月29日

9.26 C2K after party




広報の竹村です。
今回は久しぶりに、写真付きでお届けしようと思います。

エキスポ開催から3週間が過ぎてしまいましたが、開催に向けて尽力した学生スタッフと先生とで、9月26日にafter partyを行いました。











partyといっても、手作りのアットホームなものです。お好み焼きと焼きそばを作り、少しお酒を飲みながら語らいました。
キャベツを切ってタネを作って・と意気込んでいた私ですが、実際には男の子の方が手際よく・おいしく作ってくれました(笑)。私の出番はというと、お好み焼きをひっくり返すことと、マヨネーズでの最後のデコレーションの2つだけ。見た目も味を素晴らしいお好み焼きが出来上がりました。

おいしいお好み焼きと焼きそばを食べ、少しお酒を飲み、食の幸せに包まれていたとき、

「いもちゃん。そろそろ話し合いませんか?」という澤田先生からのお言葉が。

そうです。食べるだけじゃなくて、今回のエキスポの反省と今後のC2Kについて話合うことも、というかこれこそが、今回のpartyのメインテーマでした。







気を取り直して、メインテーマに突入。
先生側からは賞賛の声をたくさん頂きましたが、学生スタッフからは「C2Kのテーマは伝わったのか?」「コンシェルジュ機能はできていたのか?」など、厳しい意見が続出。
現状に満足するのではなく、より高いレベルでのC2Kの存在を求める学生スタッフの姿勢は、今後のC2Kにとって、とてもたくましいものでした。

今後は、まずは「どのように伝統工芸を盛り上げていくのか?」というC2Kの根幹を決め、その上で、その根幹の表現の1つとして、どのようなエキスポを行っていくのかを決めていこうということを、全体で確認しました。

今回は、“半年”という短い期間で、C2Kのコンセプトを決め、かつエキスポを開催しなければならなかったので、表面的なところでも活動になってしまったのが1つの反省点でしたが、C2Kの“存在”を、多くの人に知ってもらったのは今回のエキスポの利点でもあります。

この利点を生かし、より多くの人の目を惹き付けるためにも、C2Kの真価はこれから求められていくのではないかと思っています。

だからこそ、まずは、「幹」をしっかり話し合っていくことが、重要だと思っています。

目先の利益にとらわれるのでなく、まずは基盤づくりに取り組むこと。

これをテーマに、しばらくは活動していきたいと思っています。

話し合いの内容などは、このブログを使って発信してきたいと思います。楽しみにお待ちください!!  


Posted by craft concierge 京都 at 22:37Comments(0)Information

2008年09月20日

第6回ふろしきデザインコンペ

広報の竹村です。

エキスポ期間中にご来場くださった方々の中には、伝統工芸を見る側でなく、日々伝統工芸を扱い発信されている方がたくさんいらっしゃったことも印象的でした。

その中の1人に、宮井株式会社の方がいらっしゃいました。

真剣な眼差しで展示をご覧になり、側にいたスタッフにたくさんの質問をしてくださいました。自発的にたくさんの質問を投げかけてくださったのは、スタッフとしても嬉しいの一言であり、C2Kのエキシビジョンを通して、少しの時間ですがお話をできることは、とても有意義なものです。


宮井株式会社さんのことを少し紹介しますと、風呂敷を中心として、和雑貨・繊維製品の企画・製造、卸売を行っていらっしゃる会社です。

HP(http://www.miyai-net.co.jp/index.html)を見ると、詳細をご覧になることができます。

自社の商品以外にも、風呂敷の歴史・包み方・取り扱い方など、風呂敷についての知識が少ない私達にもわかりやすく紹介されています。また、風呂敷に関連するイベントやギャラリー情報も掲載されています。


その中の1つが、「第6回ふろしきデザインコンペ」です。

このコンペは 「風呂敷文化の復活」と「風呂敷の普及」も目的に設立された「日本風呂敷協会」が毎年開催しているもので、新しい風呂敷の開発を目的としています。

今年のコンペのテーマは、「ふろしき再発見」です。応募〆切は、10月10日(金)必着。

詳細は、日本風呂敷協会HP(http://www.japan-furoshiki.jp/にあります。


私自身、風呂敷の使う回数は本当に数える程です。

その中でも、着物を着付けてもらうために荷物を運ばないといけない時は、必ず使っています。必要なときは、たくさんのモノを運ぶことができますし、必要でないときは、たためば小さな鞄にでも納まるので、まさにエコ的プロダクト。

日常的にも使っていきたいと思っています。

みなさんも、このコンペを機に、風呂敷に触れてみてはいかがでしょうか?
  


Posted by craft concierge 京都 at 14:07Comments(0)Information

2008年09月17日

3日間のエキスポを終えて。

広報担当の竹村です。

9月に入り、秋の気配を感じつつも、まだまだ暑いというか、蒸し暑い季節が続いてますね。
みなさん体調は崩されていないでしょうか?
安定しない気候は、体調不良の元。。。私も体のだるさに悩まされています。

9月の5日~7日に開催されましたCraft Concierge 京都 Exhibition が終わってから早くも2週間が経とうとしています。
半年の準備期間もあっという間でしたが、Exhibitionが終わってからもあっという間に時は過ぎていきます。
まだ、Exhibitionの残り香がある間に、次のExhibitionに向けて動きださなければならないなという使命感を今感じています。

その前に、まずは私からも感謝の言葉を言わせて頂きたいと思います。

C2Kが発足した当初は、「“伝統の技”と“現代の感性”の出逢い」というテーマをどのように表現すればいいか随分と頭を悩ませました。
2つの軸を出逢わせ、何か新しいモノ・コトを提案したいというコンセプトは、伝統工芸の分野では新しい試みであり、それゆえに、コンセプトを伝えることに大変苦労しました。

しかし、このコンセプトの根底に流れる「伝統工芸を現代に伝えたい・残していきたい」という思いは、今回協力してくださった工房のみなさん、企業の方々、他たくさんの方々の中に、共通の思いとしてあり、そのことが半年という短い準備期間の中でも、たくさんの方々の協力を得ることができたのだと思います。

また、3日間の間にartcomplex1928・町家に足を運んでくださった方々の中にも、C2Kの活動が京都の伝統工芸の発展につながるのではないかと、期待してくださる方々がたくさんいらっしゃいました。

これだけ、たくさんの方々がC2Kの思いに賛同してくださることを直接知ったことは、今回のExhibitionが伝統工芸の発展にとって、とても重要なことであることを再確認することができたとともに、今、次のExhibitionに向けての活力にもなっています。

また、来場してくださったみなさんの中で、blogを見ている方がたくさんいらっしゃったことも、驚きでした。
私自身、3日間のExhibitionの中でblogの存在をアピールしていこうと思っていたのですが、その前に、blogを見て来てくださった方々がたくさんいらっしゃったし、中にはデータベースの内容を印刷して資料として活用してくださった方もいました。

このことは、単純に、blog作成者としては、blog冥利につきますし(笑)、このblogがC2Kの情報発信としての役割を果たしていることに、頼もしさも感じています。

今後もC2Kの活動は続きます。

次回のC2K Exhibitionがどのようなものになるかは、まだ未知ですが、それゆえに爆発的な可能性も秘めていると感じています。
今回のExhibitionで育んだ力を、次回のExhibitionで活用できるように、スタッフ一同力を合わせて取り組んでいきたいと思っています。

今後のC2Kの活動に関しても、このBlogにてお知らせしていきますので、楽しみにご覧になってください!!

ありがとうございました!!  


Posted by craft concierge 京都 at 18:55Comments(0)Information

2008年09月10日

お礼の言葉。

広報担当の竹村です。

9月5日~7日に開催されましたCraft Concierge 京都 エキシビジョンにご来場頂いた皆様。大変ありがとうございました。

半年間かけて準備して参りましたエキシビジョンが無事終了し、スタッフ一同安堵しております。
このように短い期間の中でも成功できたのは、C2Kを支えて下さった全ての皆様のおかげです。
本当にありがとうござました。

C2Kの1つの目標は達成しましたが、このエキシビジョンで出会った様々な方の思い・期待を真摯に受け止め、

「現代の感性と伝統工芸の出会い」をテーマに、これからも活動していきますので、よろしくお願いいたします。

今週から来週にかけては、エキシビジョンを終えたスタッフからの感想や、エキシビジョンで出会った方の情報を掲載していく予定です。

まずはじめに、C2Kの代表者である澤田美恵子先生の方からの言葉を紹介したいと思います。

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Craft Concierge 京都の初めてのイベントが好評のうちに終了し、ご協力頂いた皆様に,
まずは心より御礼申し上げます。

私の本心を申しますと、ただ学生たちとスタッフが事故も病気もなく、元気に笑顔で終えられたことが何より嬉しく、今、心から安堵しております。
イベントのアンケートで、概ね温かいお声を頂いておりますのは、学生たちとスタッフの熱意と行動力に対して、皆様がまた温かく認めてくださり、応援してくださったお蔭であると、ただ一重に感謝しております。

イベント自体の出来栄えは、もちろんまだまだですが、今後も継続し、また参加者全員が、自分の人生を支えてくれる何かを学べるような活動をしていきたいと考えております。

皆様、本当にありがとうございました。    

京都工芸繊維大学大学院准教授 澤田美恵子


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Posted by craft concierge 京都 at 18:50Comments(0)Information

2008年09月02日

宣伝活動。


長らくブログに記事を投稿するのはご無沙汰しておりました広報担当の竹村です。

C2Kが主催するエキシビジョンまで残りあと5日となりました。

4月に発足したC2Kの公の場での初めての活動となり、各チーム準備に余念がありません。

進行状況は最後の仕上げといった感じで、スタッフの名刺が出来上がったり、ツアーチームはパンフレットの入稿が完了したりと、成果物が着々と完成しています。

広報はと言いますと、草の根運動ならぬ宣伝活動に勤しんでいます。

8月末までは、郵送や投げ込みといった間接的な方法でのプレス活動を行ってきたのですが、最近では、お店や工房を1軒ずつ回りながら、ちらしやポスターを置いてもらえるようにお願いをしています。

先日の金曜日に三条通りを中心に宣伝活動を行いました。

飛び込み活動は初めての経験だったので、勝手がわからないのと不安とで最初は戸惑っていたのですが、いざ話をすると、親切に耳を傾けてくれる人ばかりで、店に置くころが不可能な場合でも、スタッフの分だけでもと、手にとってくださる人がたくさんいました。

また、1軒ずつ訪問していくと、普段は目に入ってこない風景に出会ったり、素敵なお店を見つけたりと、出会いの連続で、活動をしながら街の色を伺うことができ、とても楽しいものでした。

やはり、自分の足を使い現場を見ることは、活動を進めていく中での軸となる情報に触れることができますし、何よりもモチベーションがあがるため、とても大切なことであることを再確認しました。

エキシビジョン開催まで残りわずかですが、少しでも多くの人に知って頂けるように、宣伝活動を頑張りたいと思います。

それでは。  


Posted by craft concierge 京都 at 01:05Comments(0)Information

2008年08月26日

8/23 全体会議 in KIT町家

広報の小村です。

先週の土曜日は、町家にて全体会議を行いました。

ツアーチームは、完成度の高いパンフレットの試作が完了し、もうすぐで入稿・本印刷を行うとのことです。
大学の学長・副学長の評価も上々で、試作の段階でも完成度は高かったです。

町家チームでは、イベント内容や当日のスケジュールの確認、招待客の把握等行いました。

1928チームも、展示の間取りなど、より具体的な話を聞くことができました。

各チーム案もまとまりをみせ、気づけば2時間があっという間に過ぎました。
とうとう本番が近いということが、会議の雰囲気にも現れていました。

また会議とは別に、メンバー全員で投扇興をたしなみました。い
いざ点数を競うとなると、駆け引きが必要になり、みんな意外とはまっていました。


自転車レースなどで8月中盤は不在であったため、今回の会議で全体の内容が把握できたのは、とても有意義であったし、
反対に、みんなの頑張りに自分が取り残された感じもしました。

本番に向けて、僕も最後の粘りを見せないとなと、改めで感じた次第です。


広報の残された仕事は、商工会議所へのプレス投函や当日のプレス対応の計画など、あと少しです。
一時期に比べると仕事の内容や数は落ち着きをみせています。

しかし、その前の土台作りが本当に大変でした。

このプロジェクトは今年が初めての年だったので、わからないこともたくさんあり、苦戦しました。

しかし、その苦労の効果が最近見え始めており、大学の学長・副学長・工房・お店の協力が次々と舞い込み、エキスポがさらに躍動的になったように思います。

この連鎖も、僕たちが目指す「波紋」の1つなのではないかと思います。

僕たちの提案することに対して、周囲の人が集まってきて、はじめて威力を発揮するもの。

それが、Craft Concierge 京都の目指すべき形なんだと思います。

感謝をしなくてはいけませんね。


それでは、エキスポ前の景気づけとして、週末の鈴鹿自転車レース、燃え尽きてきます!!

  


Posted by craft concierge 京都 at 22:34Comments(0)Information

2008年08月11日

会議の風景。




広報担当の竹村です。

連日暑い日が続きますね。
そして連日“ゲリラ豪雨”と呼ばれる夕立も頻繁に降るようになりました。。。

“ゲリラ豪雨”なんて、昔の日本にはなかった言葉。
季候の変動を身にしみて感じます。

でも夕立の後のひんやりした空気は、冷房には真似できないすがすがしさを感じます!!


そんなゲリラ豪雨にも負けず、今日もC2Kはエキスポの準備に向けて、各チーム奮闘しています。

今日は、その中の1チームである広報チームの会議風景をアップさせて頂きました。


普段、C2Kの会議は、京都工芸繊維大学が持つ町家キャンパスにて、毎週土曜日定例会議を行うのですが、

今回は雰囲気を変えて、烏丸にあるcafe シトロンにての会議風景を写真におさめました。

何やらお三方楽しそうにディスカッションしています。

向かって左がrekyoの久保さん・右が小村くん・中央が私になっています。

私と小村くんがC2Kの広報担当で、久保さんはそのアドバイザーとして、私達を支えてくださっています。

こんな風に、久保さんの話術によって、笑ってしまうことも度々あります!! (笑)


今回の会議では、全体の流れの確認と、このHPの運営方法・フライヤーの打ち分け・プレスリリース先の選定・スケジュール調整など、細かい部分の打ち合わせを行いました。

広報の仕事は、一言で表現すると、“まとめるエキスパート”といえます。

常に全体の動きを把握し、隅々にまで気を配る。そのくり返しです。

このような体験は、普段の学校生活では中々できないことの1つです。

なので、手間取ってしまうこともたくさんあるのですが、それ以上に、とても良い勉強をさせて頂いています。


エキスポ開催まであと1ヶ月をきりました。

各チーム、いよいよ佳境に入ってきます。

それに伴い各チーム多忙となりますが、ここは学生の馬力を発揮し、やり遂げたいと思います。


今週から各チームの記事も投稿されます。

より具体的な内容をご覧になれると思いますので、楽しみにしておいてください!!



  


Posted by craft concierge 京都 at 01:17Comments(0)Information

2008年08月09日

久保さんからのお言葉。

広報担当の竹村です。

佐々木先生に続き、お言葉を紹介したいと思います。

2つ目は、有限会社KYOTOいろや代表取締役・久保昇平さんからのお言葉です。

久保さんは、C2Kの立ち上げ当初から参加していただき、学生と同じ目線で、そして時には社会人としての経験に基づいた貴重なアドバイスを私たちに投げかけてくださり、今やC2Kになくてはならない存在です。

流れるようなスピーチとフットワークの軽さが久保さんの持ち味です。

そんな久保さんのお言葉をご覧ください。

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「Craft Concierge京都」プロジェクトには、ベンチャーの立場から参加している、有限会社KYOTOいろやの久保昇平です。

主にエキシビジョンの企画運営及び広報面のサポートというカタチで関わらせていただいております。

エキシビジョンには、弊社がプロデュースする、“金箔”をキーアイテムとしたブランド=REKYO(リキョウ)として出展いたします。
※詳しくは弊社HP→http://www.rekyo.comまで。


「京都の伝統工芸の素晴らしさを伝えたい!」

それがCraft Concierge京都プロジェクトに集った学生たちの想いです。

これまでの講義での職人さんたちとの交流や体験を通して、その想いに至った彼らが3年目の今夏、集大成としてイベントを企画することに。

そこで、“「伝統の技」と「現代の感性」の出逢いをコンシェルジュする”というコンセプトが生まれました。

すごく魅力的な試みだと感じると同時に、「今やらなきゃ!」という危機感や使命感にも似た想いを抱きました。


いまだプロダクトアウト発想からの脱却に手間取り、せっかくの潜在能力が生かしきれていないない、京都の伝統工芸の現状。

学生たちが「ユーザー目線」で職人や創り手と会話し、質問をぶつけ、理解を深める。

弊社も自分たちの枠内ではありますが、少しでも未来を拓こうとしている身として、

今“動く”コトの必要性を感じました。

ただ「知識」を集めて紹介することにとどまらず、それぞれの世界で脈々と育まれた「知恵」を学び、伝承する。
自分たちの感性を絡ませながら…。
そこから新しいイノベーションが生まれる。

僕たちベンチャーは、日々の活動の中でそれを実践している立場です。

なので、彼らの“兄貴分”として、活動をサポートするともに、また出展者同士・同業者・お客さまとの出逢いを刺激し、
もちろん自分たちのビジネスの発展に、このプロジェクトを通じて繋げていければと考えております。


イベントまで残された時間は、1ヶ月。
いよいよ佳境といった感じです。

これからこのブログを通じて、本プロジェクトの関係者の想いや活動がアップされていきますので、興味を持っていただき、是非是非こまめにチェックしていただいて、イベント当日、会場にてお目にかかれることを、心より愉しみにお待ちしております。

きっとそこには、素敵な“User Experience”が待っているはずです。

よろしくお願いいたします!

久保昇平
(有限会社KYOTOいろや代表取締役)

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Posted by craft concierge 京都 at 22:59Comments(0)Information

2008年08月09日

佐々木先生からのお言葉。

広報担当の竹村です。

HP開設にあたって、C2K(Craft Concierge 京都の略称です)のメンバーから、何通かお言葉を頂いています。
今日はその中で、頼るべきお二方のお言葉を紹介したいと思います。

まずは、京都古知歩(いにしえちぶ)ツアーで尽力されている佐々木先生からのお言葉です。

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この3年スパンのプログラム「京の伝統工芸」には、当初から関わり、名を連ねていましたが、締めくくりである、この「京の伝統工芸―知 美 技」のスタートした今年が本格的な参加ということになります。

「アートコンプレックス」様には、まちなかインターンシップ拠点としての場の提供や、業界ネットワークを通じた具体的支援をいただいていますが、とにかく白紙からのスタートとして、起業的展開という難しく大きなテーマに挑んでいるために、試行錯誤の連続と言えます。

学生諸氏のスピードと熱気に遅れまいとがんばっているのが正直なところです。


本プログラムの拠点であるアートコンプレックス会場も「まちなか」にあり、そこでの具体的定位が求められるわけで、周辺とのつながりが具体的に問われます。

その舞台である三条というまちと私の研究室との関わりは4年、さらに新町以西については10年近くになり、

その中で培った関係を、今回は一つの切り口=ツアーとして再体験をしてもらうことになりました。


まちは「歴史に、今に、生きている」ということから、

日常の関わりのなかにこそ、新たな発見を見いだすことができるとすると、このような取り組みは関係する先行プロジェクト(マップづくりなど)やネットワークとの相乗効果を生み、さらに触発的な成果に結びつくことは容易に想像できます。

ただし、当事者としての関わりを持ってこそ実現するものなので、教授するという旧来のスタイルを持ち込めない領域であり、その難しさと面白さを絶えず 実感しています。

例えば8月6日のまちづくり協議会の定例会にて後援依頼した時、すでにその中でいただいた期待と激励に関係学生諸氏はもちろん私も望 外の成果を実感したところです。


今後このプログラムには、教育の一環でありながら失敗の許されない社会的行為としての認識も求められ、今までにない難しさを実感することもあると思い ます。

「周りとの関わり、まちや人との関わりのひとつひとつが糧になって成果に結びつく」と心得て、

「努力を積み重ねられれば知らぬ間に困難を乗り越え高みに至るもの」と皆に言葉を贈りつつ、

完遂に向けて大いに応援したいと思います。


佐々木厚司
(京都工芸繊維大学大学院造形工学部門・佐々木まちづくり研究室)

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Posted by craft concierge 京都 at 22:39Comments(0)Information

2008年08月07日

「京の三条まちづくり協議会」に参加しました。







広報小村です。

8月6日、三条通りの河合塾にて、「京の三条まちづくり協議会」の例会に参加しました。

C2Kの後援の承諾を得られ、具体的にはツアー開催の許可、データベース作成・ツアーに伴う取材の了解をもらいました。

ちらしの貼付については、ちらしを見ただけでは何をするのかよく分からない、という鋭い指摘を頂きました。
ちらしの内容変更はもう効かないので、ちらしを貼ったり、置いてもらったりする際、家主の方に内容を詳しく説明する必要があると思います。

はじめて公で話しましたが、自分でも驚くほど、ぼろぼろでした。
勢いだけの限界を感じました。
むしろ話がつたなすぎて、協議会の皆さんがやさしくしてくれた感もあります。
写真だけは、皆さんの協力のもと、佐々木先生に撮ってもらいました。

補足というか、ほとんどを佐々木先生が説明してくれて、伝えるべきことは皆さんに伝わったので、なんとかなったと思います

これからも勢いでがんばります。

盆は自転車で日本アルプス登ってきます!!

  


Posted by craft concierge 京都 at 20:17Comments(1)Information

2008年08月06日

澤田先生からのお言葉。

広報担当の竹村です。

「Craft Concierge 京都」のHPオープンにあたり、本プロジェクトのリーダーである澤田美恵子先生からお言葉をいただきました。

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はじめまして、京都工芸繊維大学准教授の澤田美恵子です。

2006年に私が申請した教育プログラムが、文部科学省現代的教育ニーズ取組支援プログラムに採択されてから今年で3年を迎えました。

この教育プログラムの素敵な果実として、「Craft Concierge 京都」がここに実ったことを、今、本当に嬉しく感じています。

最初の年である2006年には、学部3年生を対象とし、伝統工芸をじっくり見ることを重点とした「京の伝統工芸―技と美」を大学の正式な科目としました。
2007年には、海外からの留学生を招いて、本学の学生と国際交流しながら、京の伝統工芸を知る学部4年生を対象とする「京の伝統工芸―知と美」を立ちあげました。

そして今年、2008年、大学院生を対象とし、伝統工芸を現代人のニーズにあわせてプロデュースする「京の伝統工芸―知 美 技」という授業を学生たちと一緒に創りあげています。「Craft Concierge 京都」は、この授業のなかで生み出されたものです。

Concierge(コンシェルジュ)とは、ある対象に興味を感じている人に、丁寧にそれについて説明し、そしてそれに対するアクセスを可能にする役割だと思っています。

この3年間で、学生たちが「京都の伝統工芸」に触れて学んだことは言葉で表現できないくらい大きなものです。しかし少なくとも参加した学生全員が知ったことは、「おもてなし」と「恩返し」という日本文化の根底に流れる美しい精神だと思っています。

「Craft Concierge 京都」は、お世話になった伝統工芸の職人さんたちに「恩返し」をし、伝統工芸にアクセスしたい人たちを「おもてなし」したいと望む人間の集まりです。

私は、「Craft Concierge 京都」の活動に参加された方は、伝統工芸の素晴らしさを伝えようと奮闘する若者の気持ち・パワーを感じることができると思っています。

どうか、「Craft Concierge 京都」の活動に参加して頂き、私が誇る学生とその仲間に出会ってほしいと心から願います。

みなさん、「Craft Concierge 京都」をどうぞよろしくお願いいたします。

                              澤田 美恵子

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Posted by craft concierge 京都 at 21:55Comments(0)Information

2008年08月06日

CraftConcierge京都Exhibition ①










広報担当の竹村です。

9月5日~7日の3日間

Artcomplex1928・三条通り界隈・KIT町家の3つを繋ぐ形で行われる『Craft Concierge 京都 Exihibition』の詳細については

このInformationのページでお伝えしていこうと思います。

まず1回目の今日は、『Craft Concierge 京都 Exihibition』で何が行われるかの簡単な紹介をしておきます。


『Craft Concierge 京都 Exihibition』は、大きくわけて2つの『出逢いの場』を用意しています。

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・Artcomplex1928

「京都の伝統の本質を継ぐ商品・装飾で彩る空間演出」をテーマに、京都のベンチャー企業を集めたエキシビジョンを行います。

・京都古知歩

⇒三条通を学生コンシェルジュがスタイリッシュなお店から落ち着いた雰囲気の老舗まで東西の地域で商う店や工房をガイドし、新旧の伝統工芸を体感して頂きます。また途中町家に招き、お茶・聞き香・調べ緒などの体験型のおもてなしを行い、実生活での伝統工芸品の魅力を感じて頂きます。
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Artcomplex1928では、実際に伝統工芸と使って新しい商品提案を行っているベンチャー企業さんをピックアップし、展示方式でその魅力を伝え、ご来場頂いた方との伝統工芸との新たな出逢いを提供するエキシビジョンを行います。

京都古知歩では、三条通りで伝統工芸に関連したお店や工房を実際に訪問し、またKITが所持する町家では、伝統工芸を用いたおもてなしを行い、伝統工芸を自ら体験して頂くツアーをご用意しています。


・どんなベンチャー企業が参加するの?
・どの店・工房をを訪問するの?

などなど、

それぞれの詳しい情報に関しては、

このHPにありますArtcomplex1928・京都古知歩・町家でおもてなしの3つのカテゴリーで運営担当者が日記形式でお知らせしていきます。

また1週間に1度、このInformationのほうで、各カテゴリーの重要な情報をまとめたものを掲載いたします。

3つのカテゴリーは毎日更新していきますので、メンバーの活動模様を是非ご覧ください!!  


Posted by craft concierge 京都 at 21:34Comments(0)Information

2008年08月06日

Craft Concierge 京都 HP オープンします。

はじめまして。「Craft Concierge 京都」 広報担当の竹村です。
本日よりHPの方をオープンさせて頂くことになりました。

本プロジェクトは、京都工芸繊維大学が文部科学省の助成事業として採択された『現代的教育ニーズ取組支援プログラム(略名:現代GP)』の3ヵ年の集大成として、KITの大学院生から第1線で活躍されているartproducer・若手ベンチャー企業家までが軸になって取り組んでいる活動です。

「Craft Concierge 京都は、いったい何をしようとしてるの??」

まずそう思われる方がほとんどだと思います。

「Craft Concierge 京都」は、

・歴史ある伝統工芸が日常生活から姿を消しつつあること。
・一方で伝統工芸を新たな形で提案するベンチャー企業の商品が海外の展示会で高い評価を受けていること。

この2つの背景を元に、

「伝統の技」と「現代の感性」のコラボレーション

をテーマとして、

京都の伝統工芸の素晴らしさを、私たちが『コンシェルジュ』となり、

一般の方はもちろんのこと、素材を求める企業・研究機関の方々に伝え、両者の『出逢い』の場を提供するとともに、情報のデータベース化を行っていくことを目的としています。


そして今回、この目的を表現する1つのエキシビジョンを、

9月5日~7日、ArtComplex1928・三条通り界隈・KIT町家の3つを繋ぐ形で行うこととなりました。

このHPでは、エキシビジョンの情報を掲載していくとともに、それを構成する3つのチームの日々の活動記録を公開し、「Craft Concierge 京都」の活動をお伝えしていこうと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします。


  


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