2008年08月09日
久保さんからのお言葉。
広報担当の竹村です。
佐々木先生に続き、お言葉を紹介したいと思います。
2つ目は、有限会社KYOTOいろや代表取締役・久保昇平さんからのお言葉です。
久保さんは、C2Kの立ち上げ当初から参加していただき、学生と同じ目線で、そして時には社会人としての経験に基づいた貴重なアドバイスを私たちに投げかけてくださり、今やC2Kになくてはならない存在です。
流れるようなスピーチとフットワークの軽さが久保さんの持ち味です。
そんな久保さんのお言葉をご覧ください。
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「Craft Concierge京都」プロジェクトには、ベンチャーの立場から参加している、有限会社KYOTOいろやの久保昇平です。
主にエキシビジョンの企画運営及び広報面のサポートというカタチで関わらせていただいております。
エキシビジョンには、弊社がプロデュースする、“金箔”をキーアイテムとしたブランド=REKYO(リキョウ)として出展いたします。
※詳しくは弊社HP→http://www.rekyo.comまで。
「京都の伝統工芸の素晴らしさを伝えたい!」
それがCraft Concierge京都プロジェクトに集った学生たちの想いです。
これまでの講義での職人さんたちとの交流や体験を通して、その想いに至った彼らが3年目の今夏、集大成としてイベントを企画することに。
そこで、“「伝統の技」と「現代の感性」の出逢いをコンシェルジュする”というコンセプトが生まれました。
すごく魅力的な試みだと感じると同時に、「今やらなきゃ!」という危機感や使命感にも似た想いを抱きました。
いまだプロダクトアウト発想からの脱却に手間取り、せっかくの潜在能力が生かしきれていないない、京都の伝統工芸の現状。
学生たちが「ユーザー目線」で職人や創り手と会話し、質問をぶつけ、理解を深める。
弊社も自分たちの枠内ではありますが、少しでも未来を拓こうとしている身として、
今“動く”コトの必要性を感じました。
ただ「知識」を集めて紹介することにとどまらず、それぞれの世界で脈々と育まれた「知恵」を学び、伝承する。
自分たちの感性を絡ませながら…。
そこから新しいイノベーションが生まれる。
僕たちベンチャーは、日々の活動の中でそれを実践している立場です。
なので、彼らの“兄貴分”として、活動をサポートするともに、また出展者同士・同業者・お客さまとの出逢いを刺激し、
もちろん自分たちのビジネスの発展に、このプロジェクトを通じて繋げていければと考えております。
イベントまで残された時間は、1ヶ月。
いよいよ佳境といった感じです。
これからこのブログを通じて、本プロジェクトの関係者の想いや活動がアップされていきますので、興味を持っていただき、是非是非こまめにチェックしていただいて、イベント当日、会場にてお目にかかれることを、心より愉しみにお待ちしております。
きっとそこには、素敵な“User Experience”が待っているはずです。
よろしくお願いいたします!
久保昇平
(有限会社KYOTOいろや代表取締役)
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佐々木先生に続き、お言葉を紹介したいと思います。
2つ目は、有限会社KYOTOいろや代表取締役・久保昇平さんからのお言葉です。
久保さんは、C2Kの立ち上げ当初から参加していただき、学生と同じ目線で、そして時には社会人としての経験に基づいた貴重なアドバイスを私たちに投げかけてくださり、今やC2Kになくてはならない存在です。
流れるようなスピーチとフットワークの軽さが久保さんの持ち味です。
そんな久保さんのお言葉をご覧ください。
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「Craft Concierge京都」プロジェクトには、ベンチャーの立場から参加している、有限会社KYOTOいろやの久保昇平です。
主にエキシビジョンの企画運営及び広報面のサポートというカタチで関わらせていただいております。
エキシビジョンには、弊社がプロデュースする、“金箔”をキーアイテムとしたブランド=REKYO(リキョウ)として出展いたします。
※詳しくは弊社HP→http://www.rekyo.comまで。
「京都の伝統工芸の素晴らしさを伝えたい!」
それがCraft Concierge京都プロジェクトに集った学生たちの想いです。
これまでの講義での職人さんたちとの交流や体験を通して、その想いに至った彼らが3年目の今夏、集大成としてイベントを企画することに。
そこで、“「伝統の技」と「現代の感性」の出逢いをコンシェルジュする”というコンセプトが生まれました。
すごく魅力的な試みだと感じると同時に、「今やらなきゃ!」という危機感や使命感にも似た想いを抱きました。
いまだプロダクトアウト発想からの脱却に手間取り、せっかくの潜在能力が生かしきれていないない、京都の伝統工芸の現状。
学生たちが「ユーザー目線」で職人や創り手と会話し、質問をぶつけ、理解を深める。
弊社も自分たちの枠内ではありますが、少しでも未来を拓こうとしている身として、
今“動く”コトの必要性を感じました。
ただ「知識」を集めて紹介することにとどまらず、それぞれの世界で脈々と育まれた「知恵」を学び、伝承する。
自分たちの感性を絡ませながら…。
そこから新しいイノベーションが生まれる。
僕たちベンチャーは、日々の活動の中でそれを実践している立場です。
なので、彼らの“兄貴分”として、活動をサポートするともに、また出展者同士・同業者・お客さまとの出逢いを刺激し、
もちろん自分たちのビジネスの発展に、このプロジェクトを通じて繋げていければと考えております。
イベントまで残された時間は、1ヶ月。
いよいよ佳境といった感じです。
これからこのブログを通じて、本プロジェクトの関係者の想いや活動がアップされていきますので、興味を持っていただき、是非是非こまめにチェックしていただいて、イベント当日、会場にてお目にかかれることを、心より愉しみにお待ちしております。
きっとそこには、素敵な“User Experience”が待っているはずです。
よろしくお願いいたします!
久保昇平
(有限会社KYOTOいろや代表取締役)
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2008年08月09日
佐々木先生からのお言葉。
広報担当の竹村です。
HP開設にあたって、C2K(Craft Concierge 京都の略称です)のメンバーから、何通かお言葉を頂いています。
今日はその中で、頼るべきお二方のお言葉を紹介したいと思います。
まずは、京都古知歩(いにしえちぶ)ツアーで尽力されている佐々木先生からのお言葉です。
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この3年スパンのプログラム「京の伝統工芸」には、当初から関わり、名を連ねていましたが、締めくくりである、この「京の伝統工芸―知 美 技」のスタートした今年が本格的な参加ということになります。
「アートコンプレックス」様には、まちなかインターンシップ拠点としての場の提供や、業界ネットワークを通じた具体的支援をいただいていますが、とにかく白紙からのスタートとして、起業的展開という難しく大きなテーマに挑んでいるために、試行錯誤の連続と言えます。
学生諸氏のスピードと熱気に遅れまいとがんばっているのが正直なところです。
本プログラムの拠点であるアートコンプレックス会場も「まちなか」にあり、そこでの具体的定位が求められるわけで、周辺とのつながりが具体的に問われます。
その舞台である三条というまちと私の研究室との関わりは4年、さらに新町以西については10年近くになり、
その中で培った関係を、今回は一つの切り口=ツアーとして再体験をしてもらうことになりました。
まちは「歴史に、今に、生きている」ということから、
日常の関わりのなかにこそ、新たな発見を見いだすことができるとすると、このような取り組みは関係する先行プロジェクト(マップづくりなど)やネットワークとの相乗効果を生み、さらに触発的な成果に結びつくことは容易に想像できます。
ただし、当事者としての関わりを持ってこそ実現するものなので、教授するという旧来のスタイルを持ち込めない領域であり、その難しさと面白さを絶えず 実感しています。
例えば8月6日のまちづくり協議会の定例会にて後援依頼した時、すでにその中でいただいた期待と激励に関係学生諸氏はもちろん私も望 外の成果を実感したところです。
今後このプログラムには、教育の一環でありながら失敗の許されない社会的行為としての認識も求められ、今までにない難しさを実感することもあると思い ます。
「周りとの関わり、まちや人との関わりのひとつひとつが糧になって成果に結びつく」と心得て、
「努力を積み重ねられれば知らぬ間に困難を乗り越え高みに至るもの」と皆に言葉を贈りつつ、
完遂に向けて大いに応援したいと思います。
佐々木厚司
(京都工芸繊維大学大学院造形工学部門・佐々木まちづくり研究室)
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HP開設にあたって、C2K(Craft Concierge 京都の略称です)のメンバーから、何通かお言葉を頂いています。
今日はその中で、頼るべきお二方のお言葉を紹介したいと思います。
まずは、京都古知歩(いにしえちぶ)ツアーで尽力されている佐々木先生からのお言葉です。
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この3年スパンのプログラム「京の伝統工芸」には、当初から関わり、名を連ねていましたが、締めくくりである、この「京の伝統工芸―知 美 技」のスタートした今年が本格的な参加ということになります。
「アートコンプレックス」様には、まちなかインターンシップ拠点としての場の提供や、業界ネットワークを通じた具体的支援をいただいていますが、とにかく白紙からのスタートとして、起業的展開という難しく大きなテーマに挑んでいるために、試行錯誤の連続と言えます。
学生諸氏のスピードと熱気に遅れまいとがんばっているのが正直なところです。
本プログラムの拠点であるアートコンプレックス会場も「まちなか」にあり、そこでの具体的定位が求められるわけで、周辺とのつながりが具体的に問われます。
その舞台である三条というまちと私の研究室との関わりは4年、さらに新町以西については10年近くになり、
その中で培った関係を、今回は一つの切り口=ツアーとして再体験をしてもらうことになりました。
まちは「歴史に、今に、生きている」ということから、
日常の関わりのなかにこそ、新たな発見を見いだすことができるとすると、このような取り組みは関係する先行プロジェクト(マップづくりなど)やネットワークとの相乗効果を生み、さらに触発的な成果に結びつくことは容易に想像できます。
ただし、当事者としての関わりを持ってこそ実現するものなので、教授するという旧来のスタイルを持ち込めない領域であり、その難しさと面白さを絶えず 実感しています。
例えば8月6日のまちづくり協議会の定例会にて後援依頼した時、すでにその中でいただいた期待と激励に関係学生諸氏はもちろん私も望 外の成果を実感したところです。
今後このプログラムには、教育の一環でありながら失敗の許されない社会的行為としての認識も求められ、今までにない難しさを実感することもあると思い ます。
「周りとの関わり、まちや人との関わりのひとつひとつが糧になって成果に結びつく」と心得て、
「努力を積み重ねられれば知らぬ間に困難を乗り越え高みに至るもの」と皆に言葉を贈りつつ、
完遂に向けて大いに応援したいと思います。
佐々木厚司
(京都工芸繊維大学大学院造形工学部門・佐々木まちづくり研究室)
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