2008年08月20日
お世話になっている伝統工芸の工房のご紹介
KIT町家担当の高井です。
前回までに私たち"Craft Concierge 京都"の取り組みと、その母体である”京の伝統工芸”という教育プログラムでお世話になっている伝統工芸の工房を2軒ご紹介させていただきましたが、もちろん他にもいろいろな形で伝統工芸の工房・職人の方々にお世話になっています。
そこで、今回は私たちが他にどのような工房にお世話になっているかをご紹介したいと思います。
まず、今回のExihibitionでお世話になっている工房から見ていきますと
1928ビルでは3Fのアートコンプレックス1928で伝統工芸に関わるベンチャー企業による展示、1Fの同時代ギャラリーでは"伝統の虫"と題して、京都工芸繊維大学の中野デザイン研究室の学生と伝統工芸の工房のコラボレーションによる工芸作品の展示が行われます。
1Fの展示にご協力いただいている工房として、前回までに紹介した清水焼の加古製陶所さん、金彩荒木さんに加えて
錺金具の(株)森本錺金具製作所、京瓦の浅田製瓦工場という2軒の工房にお世話になっています。
錺金具とは襖の引き手や釘隠しなどの建築物の装飾や法具、仏具、祭礼具などで使われる細工を施した装飾用の金具のことで、
(株)森本錺金具製作所では伊勢神宮、出雲大社、京都御所、二条城など、全国の有名寺社、建築のための作品を製作していらっしゃいます。
また、京瓦とは屋根の瓦のことですが、その中でも伝統的な技術である「磨き」を施した燻し瓦で京都の地で作られたもののことで、
通常の瓦に比べて、美しい光沢があるのが特徴です。
実は、現在京瓦を製作している工房はこちらの工房を含めて2軒しかないそうです!
浅田製瓦工場では主に鬼瓦、軒瓦と呼ばれるものを中心に製作なされています。
このようなものです↓
やはりこちらの2工房も前回と同様、"京の伝統工芸"が始まった2006年当初からお世話になっている工房です。
いつもありがとうございます。
1Fの同時代ギャラリーではこのような工房の伝統の技術と学生の視点の交錯した新しい工芸作品が展示されます。
具体的な作品は私も把握していないので展示会当日が楽しみです。
そして、3Fのアートコンプレックス1928ではそのような伝統の技術や文化というものを新しい視点で捉え、実際にビジネスとして展開していらっしゃる企業による展示が行われます。
現実にビジネスとして売り出す際には新しいアイデアだけでなく、さらに様々な要素が必要とされることと思います。
そのようなことを踏まえて1Fの作品と3Fの商品とを比較してみても面白いかもしれません。
その辺りのご紹介はまた1928チームの方からもあると思いますので、そちらの機会に譲ろうと思います。
1928ビルでの展示会はどなた様も無料でご覧いただけますので、伝統工芸について生産者として関わっている方も、利用者として興味をお持ちの方も、どうぞみなさんお越しください。
また、私たちはExihibition以降も コンシェルジュとしての取り組みを行っていきたいと考えていますので、ご覧頂いたご感想やご意見を心よりお待ちしております。
よろしくお願いします。
それから、次にExihibitionの町家の方でお世話になっている工房をご紹介したいと思いますが…
少し長くなってきましたので、また次回の私の更新の際にご紹介しようと思います。
それでは。
前回までに私たち"Craft Concierge 京都"の取り組みと、その母体である”京の伝統工芸”という教育プログラムでお世話になっている伝統工芸の工房を2軒ご紹介させていただきましたが、もちろん他にもいろいろな形で伝統工芸の工房・職人の方々にお世話になっています。
そこで、今回は私たちが他にどのような工房にお世話になっているかをご紹介したいと思います。
まず、今回のExihibitionでお世話になっている工房から見ていきますと
1928ビルでは3Fのアートコンプレックス1928で伝統工芸に関わるベンチャー企業による展示、1Fの同時代ギャラリーでは"伝統の虫"と題して、京都工芸繊維大学の中野デザイン研究室の学生と伝統工芸の工房のコラボレーションによる工芸作品の展示が行われます。
1Fの展示にご協力いただいている工房として、前回までに紹介した清水焼の加古製陶所さん、金彩荒木さんに加えて
錺金具の(株)森本錺金具製作所、京瓦の浅田製瓦工場という2軒の工房にお世話になっています。
錺金具とは襖の引き手や釘隠しなどの建築物の装飾や法具、仏具、祭礼具などで使われる細工を施した装飾用の金具のことで、
(株)森本錺金具製作所では伊勢神宮、出雲大社、京都御所、二条城など、全国の有名寺社、建築のための作品を製作していらっしゃいます。
また、京瓦とは屋根の瓦のことですが、その中でも伝統的な技術である「磨き」を施した燻し瓦で京都の地で作られたもののことで、
通常の瓦に比べて、美しい光沢があるのが特徴です。
実は、現在京瓦を製作している工房はこちらの工房を含めて2軒しかないそうです!
浅田製瓦工場では主に鬼瓦、軒瓦と呼ばれるものを中心に製作なされています。
このようなものです↓
やはりこちらの2工房も前回と同様、"京の伝統工芸"が始まった2006年当初からお世話になっている工房です。
いつもありがとうございます。
1Fの同時代ギャラリーではこのような工房の伝統の技術と学生の視点の交錯した新しい工芸作品が展示されます。
具体的な作品は私も把握していないので展示会当日が楽しみです。
そして、3Fのアートコンプレックス1928ではそのような伝統の技術や文化というものを新しい視点で捉え、実際にビジネスとして展開していらっしゃる企業による展示が行われます。
現実にビジネスとして売り出す際には新しいアイデアだけでなく、さらに様々な要素が必要とされることと思います。
そのようなことを踏まえて1Fの作品と3Fの商品とを比較してみても面白いかもしれません。
その辺りのご紹介はまた1928チームの方からもあると思いますので、そちらの機会に譲ろうと思います。
1928ビルでの展示会はどなた様も無料でご覧いただけますので、伝統工芸について生産者として関わっている方も、利用者として興味をお持ちの方も、どうぞみなさんお越しください。
また、私たちはExihibition以降も コンシェルジュとしての取り組みを行っていきたいと考えていますので、ご覧頂いたご感想やご意見を心よりお待ちしております。
よろしくお願いします。
それから、次にExihibitionの町家の方でお世話になっている工房をご紹介したいと思いますが…
少し長くなってきましたので、また次回の私の更新の際にご紹介しようと思います。
それでは。