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2008年09月05日

KYOTOきものUNITED





KYOTOきものUNITED

住所
京都市中京区三条通り高倉東入る桝屋町
Duce mix ビルヂング 2F

TEL
075-257-6363

URL
http://www.kimono-united.com/

営業時間
11:00 ~ 20:00

取扱商品
オーダーメイド着物
若手焼物作家による小物・はぎれやハンカチなど小物のセレクト商品

商品を取扱うまでのプロセス
元は着物のための白生地問屋だった。
複雑な販路が原因で高価になってしまう京都の着物を、リーズナブルに提供するため
にコストを下げるシステムを考案した。

作り手との関わり方
着物用生地を使ったシャツの製作や着物の仕立てなどは外部の職人に発注している。
オーダーメイドの発注以外で要望を伝えたりということはない。

客層
若年層 地方の方が多い。外国人観光客も多く興味を持ってもらうが、価格やサイズ
の問題で購入する方は少ない。

人気商品について
半幅の帯など。男性の利用が増えているため男性用の着物・浴衣。

販路
店舗 百貨店HPでの通信販売
白生地問屋である本社での卸販売も行っている。

これから
良いものをリーズナブルにかつ品揃え豊かに提供し、着物が身近になる手助けをして
いきたい。

商品の魅力など
生地代・染め代・仕立て代など料金をそれぞれはっきりさせ、5万円程度でオリジナ
ル着物ができるように設定している。
仕立てには専用のミシンを導入し、手縫いと遜色ない技術でコストを下げる努力をし
ている。

マヌエルの感想
今、若者の中で特に男性が祭りに浴衣を着るように成って来た中、やはり一番気になるのは和服の価格でしょう。着物と言う豪華な物が何段階もの中介をとうし、これらをいっそう高くしています、やはりこの状況からすると新しいやり方を考えざる得ないのでしょう、和服の美しさと品質をまもり、色んな人に買って貰うためにはどうすれば良いのかこれからも考える必要があります。
きものが少しずつ又、日本人の身近なものになれば良いですね。


    










  


Posted by craft concierge 京都 at 06:10Comments(0)Database

2008年09月05日

室町蔵

室町蔵

住所
京都市中京区三条通高倉東入桝屋町53-1  Duce mixビルヂング2F

TEL/FAX
075-257-6477

URL
http://www.muromachikura.co.jp/


取扱商品
和柄をテーマにした手描きの布製品
一部和柄の布を使ったデニムなどセレクト商品


商品を取扱うまでのプロセス
企業本体が呉服屋で、着物のための技術をデニムやTシャツなど洋服に応用しようと
考え生まれた。

作り手との関わり方
社外の着物職人に依頼して商品を製作している。
店や客の要望を伝えることをしており、オーダーメイドにも対応している。

客層
若者から年配の方まで幅広い。外国人を含め、京都以外の所からの観光客が多い。

人気商品について
水に染料を浮かべ布にうつしとる墨流しのTシャツ

販路
店舗とHPでのネット販売

これから
他の和柄のものと差別化をはかり、京都の職人さんと一緒に作ったものを提案していければ

魅力
着物染色の技術の一つである墨流しを使い洋服など現代のものに応用している。

マヌエルの感想
テーマは和ポップと言っても良いですね、しかし、伝統ある作り方にびっくり(墨流し)。 
僕も絶対一枚ほしい一品です。
VERY NICE TーSHIRT!!
  
 






  


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2008年09月05日

石黒香舗





石黒香舗

住所
〒604-8111
京都市中京区三条通柳馬場西入

TEL
075-221-1781

FAX
075-221-8091

URL
http://www.ishiguro-kouho.com/top.html

営業時間
午前10時~午後7時
水曜定休日(祝日の場合は営業)


取扱商品
匂い袋

商品を取扱うまでのプロセス
元は匂い袋と線香の両方を扱っていた。巾着型のものだけだったが、現代のニーズに
沿って様々なかたちのものを作るようになった。

作り手との関わり
生地は生地屋から仕入れ、外の職人が袋を作る。客のニーズを伝え、可能な限り応え
るようにしている。

客層
年配の方が多い
最近では若い人も増えてきた。

販路
店舗 電話・葉書・葉書による受注による地方発送

これから
お客様に来ていただき、要望に応えて喜んでもらえることが一番なので、それができ
る店でありたい。

商品の魅力など
携帯したり箪笥に入れる小さいものからインテリアとして飾ることができる大きいも
のまで、出来合いのものを売るのではなく客の選んだ生地の袋に香りをその場でつめ
て提供するというオリジナルの良さがある。

その他
どこのお香屋でも匂い袋は置いてあるものだが、違うものを作りたいという思いと、
こういうものはないから作ってもらいたいというニーズに応えて商品を作っている。
犬シリーズがその例で、インテリア用のチワワ型のものを置いたところ他の犬種を
作ってもらいたいとの要望があり種類が増えた。
香りの種類はオリジナルのブレンドと白檀の2つのみで昔から変わっていない。

マヌエルの感想
とっても落ち着く京町屋のお店です、昔からの匂い袋を、新しいテーマでお客さんの人気を掴んでおり、お客さんの声を尊重してデザインされています。
店内での袋作りを見ながらお買い物を楽しみ、「こう言った物を作って欲しい」とお話が出来るところです。

 





 




  


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2008年09月05日

京都屋





京都屋

住所
京都市中京区姉小路通堺町南東角

TEL/FAX
075-251-1030

URL
http://www.kyoto-ya.jp/

営業時間 
11:00~19:00 定休日:水曜日(祝日の場合は木曜日)


取扱商品
手作り商品のセレクトショップ。21の作家・ブランドにスペース提供をしている。

商品を取扱うまでのプロセス
自分の店に置いてもらいたいと思う作家・ブランドを探して直接交渉をした。
探す際には主にインターネットを用い、作り手のものづくりへの思いが分かるHPを参
考にした。

作り手との関わり方
商品の売れ行きや客の要望を伝えることはしている。

客層
女性7 男性3 くらいの割合
全体のうち1割程が外国人観光客

人気商品について
売れ行きは季節によって大きく左右される。夏場はTシャツなどが人気。

販路
店舗 オンラインショップ(楽天)

これから
職人やブランドと協力して自社ブランドを立ち上げることが目標

商品の魅力など
京都・西陣で生まれ育った自分の思いとして、欧米化した現代の生活スタイルの中で
日本人・京都人の1人として何かを取り入れたい。
日本のものを残していかなければ と言っても皆が着物を着れば良い ということはで
きない。そこで、自分が好きなものを集めてお客さんに提供し、日本独自のもので現
代の生活に合うものを身に着け日本の心や姿勢を持ち続けてもらい、次の世代に伝え
て行ければ と思う。

その他
07年10月オープン
東山や嵐山など観光地で買える土産物と差別化をはかるため手作りのものに絞って置
くものを決めている。
基準の一つとして商品が完成する(最終工程をする)場所が京都であることがある。
手作りであるため欠品の場合は次の入荷まで1週間から10日程かかることもあり客を
待たせるかたちになってしまうが、それも特徴の一つだと思っている。

21の各ブランド・作家に一棚を提供し、それぞれのこだわり尊重のため品替えやディ
スプレイはまかせている。
出店者には品替え、棚替えのための来店時のほか商品の状態などまめに連絡を取って
いる。
出店者とお客とを店が繋いで要望を伝えるほか直接客とコミュニケーションをとるこ
ともできる。
新人の作家・ブランドやインターネットでの販売のみを行っている人などに店舗での
販売の機会を作っている。
店内には茶室をイメージした部屋があり、商品を見ながら休憩をしたり作家の実演販
売を行ったりしている。

マヌエルの感想
21ものブランドがひとつのお店に置いてあり、商品がさまざま、どれをとっても、特徴があって専念されているように見えた、又、棚がひとりの作家さんの物であると言うことは、管理や見せ方、商品の入れ回も作家の腕しだい、棚一つ一つに挑戦あり。
又、インタビューでのオーナーの返答、はっきりしていて話しやすい人なので、落ち着いてお話できました。

「おやおや?奥で作家さんがお仕事していますね」と言った体験スペースでの試みはやはり、商品を販売だけ考えているのではないことが伺えます、京都を伝えたいと言う気持ちがいっぱい伝わってきて、又、作家さんも自分の仕事見てもらえるチャンス!!








 











  


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2008年09月05日

M-HERO






M-HERO

住所
京都市中京区六角通柳馬場西入ル北側 槌屋町102-2
地図はコチラ

TEL
075-213-4440

FAX
075-213-4449 

URL
http://www.m-hero.jp/index.html

営業時間
11時~21時 無休



取扱商品
金襴と皮を使った小物

商品を取扱うまでのプロセス
代表が長距離トラックの運転手として西陣織の生地などを運ぶ仕事をしていた。
外国人の被っている洋風の帽子と西陣織が重なって見えたことがあり、かっこいいと
思ったそんな商品がどこにも無かったため作った。

作り手との関わり
社長自らミシンを覚えて商品を製作している。他のスタッフも生地の買い付けから製
作まで行う。一部の商品は外注。

客層
全般

人気商品について
若い人にはブレスレットなどアクセサリー
年配の方にはメガネケースなど

販路
店舗 オンラインショップ

これから
「京都=M-HERO」になりたい

その他
着物や帯では脇役におさまりがちな西陣織を主役にしたい ということをコンセプト
に商品展開している。
客のニーズには極力対応している。外注のものについては難しいこともあるが、他の
商品は生地選び・買い付けから製作までスタッフが行っている。
その場で名前入れ(無料)のサービスをしてもらえる。
従業員は全て代表による人選。元々店のファンだったことから他府県から希望して就
職したスタッフもいる。

マヌエルの感想
京都を代表するNEW和物のお店と言って良いでしょう。
商品も面白く、デザインもしっかりしています。
種類も豊富でこれからも新しいものがたくさん期待できそうです。 
お客さんが何を求めているのか理解しているお店です。

 
























  


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2008年09月05日

SANJO by PAGONG 紹介記事

亀田富染工場は、大正時代から着物の染色を行ってきた。しかし、時代が昭和から平成に移り変わるにつれて、着物の需要は一気に落ち込み、呉服業界はどこも存続の危機に立たされた。亀田富染工場もそのあおりを受け、業務内容が着物の染色から洋服の染色へと移行していった。
 あるとき、社長がアロハシャツのルーツが着物であることを知り、オリジナルのアロハシャツを製作してみたそうである。これがブランド「PAGONG(パゴン)」のはじまりである。この商品は人々から大変好評を得た。これを機に、亀田富染工場はPAGONGという名でアロハシャツの販売に踏み出した。現在では、PAGONGのアロハシャツはもともとの着物図案を世に知らしめ、さらに会社を支える柱ともなっている。
 PAGONGのアロハシャツは、一般的なものと色合いが違っている。皆さんも実際に商品を手にとっていただければわかると思うが、なんとも鮮やかな色合いをしている。お店の方に発色の方法を尋ねてみると、プロデューサーの亀田早織さんはこう答えてくださった。
「PAGONGの商品は1つ1つ京友禅で作っています。手捺染(てなせん)で染めることで鮮やかな発色が可能になり、さらに多数の色を1つの商品に載せることができます。すると自然と色に深みが出てきます。これは機械によるプリント技術では再現することができません。」



 古くから、日本には季節や行事に合わせた図柄の着物を着るという風習があり、そうすることで人々は風情や趣といったものを楽しんだ。PAGONGでは、その古くからの文化を尊重し、商品を売る際には必ず、お客様にアロハシャツに使われている図柄の伝統的な意味を直接伝えることにしているそうだ。
 現在、PAGONGの商品は大まかにわけて2種類のものが存在する。1つは昔ながらの着物に使われていたものとより近い色合いを用いた、より鮮やかな商品である。もう1つは普段着としても使用できる薄めの色合いを用い、淡く優しい感じを与える商品である。前者はPAGONG、後者はSANJO by PAGONGの商品である。
 商品を提供するために、デザイナーや職人、スタッフ全員が協力し合い、昔からの友禅染の技術や図柄に新たな発想を取り入れ、配色や色合いに関して日々改良を重ね、PAGONG独自の京友禅染を作り出している。ここでは、昔からの伝統工芸の息吹が脈々と受け継がれている。
 最後に、今後の展望をお伺いしたところ、
「興味を持ってくださる海外のお客様にも多くの商品を提供できるようにしたい。」
と答えてくださった。日本の伝統工芸が、形を変えて世界で活躍する日もそう遠くないかもしれない。
  


Posted by craft concierge 京都 at 06:07Comments(0)紹介記事

2008年09月05日

西村吉象堂 紹介記事

西村吉象堂さんは、大正13年に創業した漆器専門のお店である。近年は焼き物や布を使った商品も扱っている。漆器の持ち味は、色合いとやわらかい使い心地にある。また、漆は殺菌作用を持っており、漆の容器にお菓子を入れておくと硬化しにくいそうだ。



西村さんは、漆は世界最高の塗料だと自覚している。漆は、漆の木に傷をつけてその樹液を採取するが、一度にそれほど多くの量は採取できない。漆は、肌がかぶれたりする毒作用を持っているというイメージがあるが、逆に胃や肌の薬になるそうだ。肌が漆に負ける原因は、漆が酸素に触れて硬化する際に発生するウルシオールという物質によるもので、漆そのものに毒性はない。
 漆はもともと乳白色であるが、赤や黒の顔料を混入して色合いを出していく。最近ではブルーの色も出せるそうだ。日本の主な漆の産地は東北地方である。また、中国産の漆は日本産の漆と性質が似通っているため、中国産のものも使用されている。西村さんが仕入れている品物は、京都の職人さんが作ったものだけとは限らない。京都の品物は良質で高価なものが多く、一般的に販売するものは北陸の方から仕入れている。理想は京都のものだけで商売することだが、これは大変難しいようだ。
 西村さんは日本の漆器を守るために、漆器が再び日の目を浴び売れるようになるまで、お店を続けてくれるだろう。
  


Posted by craft concierge 京都 at 06:06Comments(0)紹介記事

2008年09月05日

友禅 上木



上木さんは手書き友禅の職人さんである。この仕事に携わったのは、親が友禅の仕事をしていたためだという。糸目と呼ばれる境界の内部に手作業で染色していく。素人には同じ色にしか見えない部分も、染めていく色を少しずつ変えて着物の柄に奥行きを与えていく。配色は職人さんそれぞれで異なっており、同じ柄を染めるのであってもそれを染める職人さんが異なると、着物柄の仕上がりが異なるそうである。
 友禅の仕事の魅力、やりがいについて尋ねると、
「一生懸命作った商品がお客様に喜んでもらえること」
と語ってくださった。また、
「友禅の職人は、「作家」ではないんですよ。」
と言う。職人の仕事は、芸術的に立派な作品を残すことよりも、一つ一つの仕事を丁寧に注文通りにこなし、悉皆屋さんに仕事を回していただけるような仕事をすることが重要だと考えているそうだ。
この様な仕事に対する真摯な思いは、ちゃんと仕事として戻って来ているように思われる。伝統工芸が衰退する中で悉皆屋さんからの仕事がなくなる工房もある中、上木さんの場合は、仕事を依頼してくれる悉皆屋さんがきちんとおられるそうだ。しかし、その仕事の量は減る傾向にあり、2人の息子に後を継がせる気はないそうだ。上木さんがこの仕事を始めたときはまだ仕事があったが、この不景気で将来性が薄いといった考えもあり、今はよほどの決意がないと人にこの職を勧めることはできないそうだ。
 そんな上木さんに、ご自身の仕事に対する誇りを聞いたところ
「う~ん、この仕事は一反一反が勉強やからね。これでいいとう境界はないんだよ。」
と答えてくださった。一つ一つの仕事に全力を注ぎ込みながらも、常にどこかで更なる向上を考えている。こういった返答から、上木さんの職人魂が伝わってくる気がした。



 お客様の要望に応えることを一番に考える上木さんは新たな取り組みに対しても肯定的な意見をお持ちだ。
「もはや昔ながらのやり方だけを貫くだけでは生き残っていけない。」
という考えもお持ちで、個人や、若手のベンチャーから、友禅を洋服などに施してほしいという依頼があれば、引き受ける準備はあると応えてくださった。多々仕事を待つだけでなく上木さんは今、自分からも手を伸ばして仕事をしようとしているのである。
 最後に、どんどん日本の街から着物が消えていく中、友禅をどのように残して生きたいか訪ねたところ、着物の需要は減っているが、決してなくなることはない。花道、茶道、落語などの文化が耐えない限り、着物も生き続ける。
「着物は日本の民族衣装であり、そらええもんですよ。」
としみじみと語った上木さん。誇りある日本文化‘着物’を作る工程の一つとして、今日も上木さんは着物を染めています。
  


2008年09月05日

創作作家 高岡

高岡さんは着物生地に下絵まで書く図案作家さんだ。この他に、仕上がった着物に筆と金粉を用いた彩色を施す仕事もしている。これらの仕事の中で最も重要なのは、依頼者のイメージを絵にすることだという。依頼内容は多種多様であり、どこにどういった絵を描くかを細かく指定してくる人もいれば、「菊の花中心で」等、大雑把な依頼しかしてこない人もいるそうだ。こういった依頼を形にしていくのが高岡さんの腕の見せ所である。



この仕事には様々な技術が必要である。例えば、紙でなく布生地に絵を描く技術、下絵だけで魅力的に見せる衣装力、美しい仕上がりを想定しながら絵を描く技術、などである。特に、下絵を描く段階では着物はまだ一反の生地であり、縫い合わせたときにきちんと柄が合うようにする必要がある。また、配色のことを考えて図柄はある程度大きく書いたり、見た目を考慮してデフォルメした絵を描いたりすることも重要であるという。
作業工程として、まず木炭で大まかな図柄を配置していく。そして、鉛筆で図柄を描いていき、最後にサインペン等でその図案を完成させる。この下絵の上に白生地を乗せ、透けて見える下絵を露草の一種である「あおばな」から取れた染料でなぞる。



 この後、この生地は糸目屋さんに送られ、友禅染を施す部分が染まらないように糊で防染し、下地を染め、糊をはがし、友禅による染めの工程へと移っていく。
 思ったとおりのデザインを描けるようになるまでには、文献を参考にして図案を描いたり、写生をしたり、何度も何度も絵を描くことが必要となる。そうすることで、非常に高度なデフォルメもできるようになるそうだ。こういった絵の修行の場として、昔は「追加注文」という仕事があったそうだ。追加注文とは一度デザインした着物と同じ図柄の下絵を描く、という仕事である。これは、弟子が着物の図柄を覚えたり、着物に絵を描いたりできる格好の修行の場であった。しかし、現在はコピー技術が発展してきたため、この仕事はなくなっている。したがって、現在は弟子に修行の場を提供するのは難しく、また弟子の収入を確保することも厳しい状況である。
 着物の仕事が少なくなってきた現在、高岡さんは趣味も高じてミニクーパーのタペストリーや、扇子の製作も行っている。これらの商品も大変魅力的である。



最後に伝統工芸を扱った新たな企業についてどう思うか尋ねたところ、
「着物の仕事が少なくなってきたなら、新たな仕事をしなきゃならない」
と新たな取り組みに対して肯定的な答えが返ってきた。高岡さん自身もデザイナーとして様々な仕事に挑戦中なのだ。今後、高岡さんがどの様な新しい作品を生み出していくのか、期待がかかる。
  


2008年09月05日

紋章 鹿島



鹿島さんは、高校を卒業後、父親の後を継いで紋章工芸に従事した。鹿島さんが手掛けている仕事は、着物に家紋を描き入れる作業であり、その工程はすべて手作業である。墨を磨り、細筆・コンパス・定規などを使い、寸分の狂いもなく、細かい図柄を描いていく。その技術は10年取り組んでやっと完成するという。



しかし、印刷技術の普及などにより、手作業による紋章技術の需要は年々減少しているそうだ。鹿島さんもこういった時代の流れは受け入れるしかないという。
「ITや機械の技術が生まれた背景には、昔ながらの手作業があったことを忘れないでほしい。」
これが鹿島さんの最も主張したいことだそうだ。京都には技術系の企業が多数ある。その背景には、京都の伝統工芸が関係していると鹿島さんは分析する。確かに、ITや機械の技術は紛れもなく人間の技術を超越している。しかし、それらが生まれた背景には必ず「手作業」という工程が存在し、それをベースにして機械技術が発展していったはずである。
鹿島さんは、現代技術の根底となる「手作業」が衰退していくのはやむをえないが、若い人々がその技術を知らないままに終わってしまうのは実にもったいないと考えている。鹿島さんは紋章工芸において数多くの賞を受賞しており、新聞社やテレビ局などのメディアも数多く取材に訪れている。それだけ紋章の技術は世間から注目を浴びている。
「多くのメディアに取り上げられることで、自分のやってきた仕事に対して自信を持つことができた。」
と語る鹿島さん。職人さんの中には、自分の技術を公開することに対して懸念を抱く人も多い、というイメージがある。それに対し、鹿島さんの場合は非常にオープンなスタンスで、人に物事を教えることが好きだという。大学に出向いて、紋章技術の公開授業を行ったこともある。実際、我々の取材に対しても非常に明るく、親切に説明をしてくださった。今まで思い描いていた職人さんのイメージとは違う。
 ただ、取材を多く引き受けたところで仕事の増加に繋がるかというと、決してそれは望めないという。鹿島さんは、売り上げを伸ばすことを目的として取材や講演活動を行っているのではない。純粋に、「知らない人たちに紋章技術を伝えたい」その一心からの活動なのだ。
  


2008年09月05日

染工 池山

池山さんは、白生地を染め上げる無地染めをされている。白生地を斑(むら)無く、お客様の要望どおりの色に染め上げるのが無地染めの仕事だ。手で染めていたころは、‘擦れ’、‘折れ’といった染め斑が出ないような技術が必要だったそうだ。しかし、今は機械を用いて擦れ’、‘折れ’のほとんど出ない様な染め方をしているという。しかし、依頼どおりの色に染め上げるには職人の技が必要である。色あわせは、機械化することが難しく、染めるための染料を作るのは職人の長年の勘であるという。



 現在、機械を取り入れたり、仕事の依頼人が変化したりし、池山さんの工房は工場とほとんど変わらない形をとっている。
「最近は職人という意識はなくなってきているのではないのではないか。私たちも会社の一社員だと思っています。」
と、池山さん。職人さんのように悉皆屋さんから仕事を請けることはほとんど無く、様々な依頼者からの委託加工をすることが主な仕事になっているという。また、工場で働く作業員がするのと同じように、正しく機械を使えばほぼ斑のない商品が仕上がるのだそうだ。また、徒弟制度というものも少なくなっているようだ。この様に、会社形態の形を取る工房が増えてきているという。
無地染めは機械を用いることが多くなり、染め斑の良し悪しで、工房間の差は出なくなりつつあるという。各工房で差をつけるには、いかに依頼どおりの色を染め上げるかにかかっているという。機械化することで斑の無い製品は当たり前になりつつある。今、染めの価値を生み出しているのは、職人の勘が必要な色あわせの部分である。いくら機械化したところで、職人さんに仕事をもたらすのは、職人さんの技術なのだと感じる。
また、池山さんは一色のみの染めだけでなく、複数の色を染める技術を生み出し、お客様のニーズにより広く応える準備をしている。伝統工芸を用いた新たなベンチャー企業についても肯定的で、
「新たな商品開発のための依頼があれば協力したい。」
と、自らも新たな仕事を獲得しようという意気込みで語ってくださった。



  


2008年09月02日

宣伝活動。


長らくブログに記事を投稿するのはご無沙汰しておりました広報担当の竹村です。

C2Kが主催するエキシビジョンまで残りあと5日となりました。

4月に発足したC2Kの公の場での初めての活動となり、各チーム準備に余念がありません。

進行状況は最後の仕上げといった感じで、スタッフの名刺が出来上がったり、ツアーチームはパンフレットの入稿が完了したりと、成果物が着々と完成しています。

広報はと言いますと、草の根運動ならぬ宣伝活動に勤しんでいます。

8月末までは、郵送や投げ込みといった間接的な方法でのプレス活動を行ってきたのですが、最近では、お店や工房を1軒ずつ回りながら、ちらしやポスターを置いてもらえるようにお願いをしています。

先日の金曜日に三条通りを中心に宣伝活動を行いました。

飛び込み活動は初めての経験だったので、勝手がわからないのと不安とで最初は戸惑っていたのですが、いざ話をすると、親切に耳を傾けてくれる人ばかりで、店に置くころが不可能な場合でも、スタッフの分だけでもと、手にとってくださる人がたくさんいました。

また、1軒ずつ訪問していくと、普段は目に入ってこない風景に出会ったり、素敵なお店を見つけたりと、出会いの連続で、活動をしながら街の色を伺うことができ、とても楽しいものでした。

やはり、自分の足を使い現場を見ることは、活動を進めていく中での軸となる情報に触れることができますし、何よりもモチベーションがあがるため、とても大切なことであることを再確認しました。

エキシビジョン開催まで残りわずかですが、少しでも多くの人に知って頂けるように、宣伝活動を頑張りたいと思います。

それでは。  


Posted by craft concierge 京都 at 01:05Comments(0)Information

2008年09月01日

データベースについて。

広報の竹村です。

Craft Concierge 京都が主催するエキスポ開催まで、残り5日となりました。
そこで、このデータベースの内容もアップしていきたいと思います。

C2Kの役割は、ブログの最初でご紹介しましたが、歴史ある伝統工芸という「素材を持つ人」、またその素材を新しい形で現代に生かそうと試みる「素材を求める人」の両者の出逢いを創造すること、つまりコンシェルジュすることにあります。

この「出逢い」を創造するためにも、素材を持つ人、素材を求める人の情報を集約することは重要であり、C2Kの財産になることは言うまでもありません。そして、京都には、素材を持つ人、求める人がたくさん存在していらっしゃいます。

今回は、5日~7日に開催されるエキシビジョンに参加される方々を中心に、「三条通り」を切り口とし、
各チームが取材を重ねてきた中でお話を伺った工房・店・ベンチャー企業をここに紹介したいと思います。

エキシビジョン以降も、データベースの内容は更新していく予定でいます。

よろしくお願いいたします。

  


Posted by craft concierge 京都 at 16:09Comments(0)Database

2008年08月29日

ツアー用パンフレット入稿しました!

こんにちは、ツアー担当の山根です。

大学院生向けの授業として、この春から「Craft Concierge 京都」チームを結成して、はや4ヵ月。。。
短かったような、長かったような。ツアーチームも、ようやくイベントへの準備が大方整ってきました。
ツアーチームはこれまでに、ツアーの目的や内容のブレーンストーミング、ためしにツアールートのまちあるき、伝統工芸の工房や店舗のデータベース化、ツアーチームの話し合い、伝統工芸の工房や伝統工芸を扱った店舗への訪問・取材、ツアー客やイベント客へのパンフレットの作成、記事の作成・添削依頼…

仕事はたくさんあり、やろうと思えば思うほど、やらなければならない仕事が山積みになりました。しかし、いろんなことがいい経験となり、学生の立場を利用して他では体験できないようなことをたくさん苦労してきました。これまでのブログでもその苦労はお分かりになるかと思いますが、今回はパンフレットを入稿したということで、その経過や内容について報告したいと思います。




まず、「ツアー客を引き連れてまちのいろいろを紹介するにあたって何か資料のようなものがあれば話がはやい!」ということが話になりました。またそれを配布すれば、その資料をもって何度でもまちを歩くことができると思い、A3サイズ程度のパンフレットを作成することが決定しました。その内容は、さまざまな角度から考えて、

①「Craft Concierge 京都」の紹介
②京都古知歩ツアーの紹介→「はじめに」
③アートコンプレックスとKIT町家でのイベントの紹介
④ツアールート界隈の地図
⑤ツアールート界隈の基礎情報→「昔のいろいろ豆知識」
⑥例年お世話になった工房の紹介
⑦見学させていただく工房の記事
⑧伝統工芸を取り入れた商品を扱うベンチャー企業の記事
⑨伝統工芸を取り入れた商品を扱うベンチャー企業の紹介・データベース
⑩編集後記




これらの記事をツアーチームで分担作業し、取材などは一緒にうかがいました。半ば新聞記者のような感じもしましたが、京都ならではの伝統工芸の話や裏話など、さまざまな話をきけてとてもためになりました。個人的には古都京都にいることをとてもうれしく思っています。昔ながらの風習や、昔と今が混在する現状、そしてこれからは私たちの世代が京都の古を語り継がなければなりません。正確に、誇りを持って。そんな中で、伝統工芸を今に合わせた形で受け継ごうという意識があるのはすばらしいことだと感じました。

話がだいぶそれてしまいましたが、今回のパンフ作成ではそれだけさまざまなことを考えさせられました。これから、その感じた思いを、ツアー客に的確に伝えるために、チーム一同でツアーシュミレーションを行いながら、一番のツアーを提供したいと思っています。まだまだ学ぶことは多いと思いますが、コンシェルジェとしてその役割を果たすために頑張りたいと思います。パンフ作製はそのための第一歩となったことでしょう。

それでは、失礼いたします。  


Posted by craft concierge 京都 at 19:47Comments(1)京都古知歩ツアー

2008年08月28日

老松さんで茶会のお菓子の相談

KIT町家担当の高井です。

町家チームの活動報告です。
今週月曜日に茶会やイベントなどでお客様にお出しするお菓子の相談に老松さんに伺いました。



実は老松の社長さんは現在京都工芸繊維大学の学生として在籍していらっしゃるそうで、そのご縁で先日ご連絡させていただいたところ、私たちの活動に興味を持ってくださり、お菓子についてもテーマに沿ったものをデザインしていただけるということになったため、その相談に伺うこととなりました。

老松さんでは伝統的な形の和菓子を作るだけでなく、海外で個展を開いたり、芸術家の方々とコラボレーションをし、新しい造形を考えたりなど、京都の文化を振興するようなイベントを企画されたりと様々な試みをなされているそうです。西陣周辺で2005年から行われている”都ライト”というイベントにも関わっていらっしゃるそうです。

そのような活動をされているということで、私たちの"Craft Concierge 京都"の活動にも興味を持っていただいていており、今回のような形でご協力いただけることになりました。

社長さんはとてもエネルギッシュな方で、様々な企画のために忙しく飛び回っているそうで、今週も火曜日以降は海外にいらっしゃるそうです!

今回のデザインを担当してくださる方々にもお会いしたのですが、若い女性の方々だったのでとても意外でした。みなさん入社する前には大学で美学やデザインなどを学んでいたそうです。
老松というと有名なお菓子屋ですし、いい意味でも悪い意味でも落ち着いた重たいイメージを抱いていたのですが、会社の取り組みも従業員の方々もエネルギッシュで若々しい感じだったが印象に残っており、とても面白い会社だなと思いました。

お菓子のデザインですが、"Craft Concierge"のコンセプトやキーワードである"攻める伝統工芸"などを基に、急いでデザイン案を検討してくださるそうです。

時間も予算も限られている中でご協力して下さって、本当にありがとうございます。

ですので、茶会にお越しいただける皆さんは楽しみにしていて下さい。

それではまた。
  


Posted by craft concierge 京都 at 22:43Comments(0)町家でおもてなし

2008年08月26日

8/23 全体会議 in KIT町家

広報の小村です。

先週の土曜日は、町家にて全体会議を行いました。

ツアーチームは、完成度の高いパンフレットの試作が完了し、もうすぐで入稿・本印刷を行うとのことです。
大学の学長・副学長の評価も上々で、試作の段階でも完成度は高かったです。

町家チームでは、イベント内容や当日のスケジュールの確認、招待客の把握等行いました。

1928チームも、展示の間取りなど、より具体的な話を聞くことができました。

各チーム案もまとまりをみせ、気づけば2時間があっという間に過ぎました。
とうとう本番が近いということが、会議の雰囲気にも現れていました。

また会議とは別に、メンバー全員で投扇興をたしなみました。い
いざ点数を競うとなると、駆け引きが必要になり、みんな意外とはまっていました。


自転車レースなどで8月中盤は不在であったため、今回の会議で全体の内容が把握できたのは、とても有意義であったし、
反対に、みんなの頑張りに自分が取り残された感じもしました。

本番に向けて、僕も最後の粘りを見せないとなと、改めで感じた次第です。


広報の残された仕事は、商工会議所へのプレス投函や当日のプレス対応の計画など、あと少しです。
一時期に比べると仕事の内容や数は落ち着きをみせています。

しかし、その前の土台作りが本当に大変でした。

このプロジェクトは今年が初めての年だったので、わからないこともたくさんあり、苦戦しました。

しかし、その苦労の効果が最近見え始めており、大学の学長・副学長・工房・お店の協力が次々と舞い込み、エキスポがさらに躍動的になったように思います。

この連鎖も、僕たちが目指す「波紋」の1つなのではないかと思います。

僕たちの提案することに対して、周囲の人が集まってきて、はじめて威力を発揮するもの。

それが、Craft Concierge 京都の目指すべき形なんだと思います。

感謝をしなくてはいけませんね。


それでは、エキスポ前の景気づけとして、週末の鈴鹿自転車レース、燃え尽きてきます!!

  


Posted by craft concierge 京都 at 22:34Comments(0)Information

2008年08月23日

お世話になっている伝統工芸の工房のご紹介2

KIT町家担当の高井です。

今回も引き続き私たちがお世話になっている伝統工芸の工房についてご紹介したいと思います。
前回の続きでExihibitionの町家の方でお世話になっている工房をご紹介します。

町家では体験イベントとして、

「聞香体験、小鼓実演・体験、伝統工芸の職人さんによる講演、投扇興遊び、茶会」

を行う予定ですが、その内、聞き香体験は(株)山田松香木店、小鼓実演・体験は山下慶秀堂のご協力をいただいています。


(株)山田松香木店さんは江戸時代の寛政年間に創業されました。
当時は香木と香原料の選別と加工から始まりましたが、現在では香木を専門に取り扱い、原産地からの直接買付、輸入、鑑別、お香としての製品化までを一貫して行っていらっしゃいます。

「香りを楽しむ」ということに関しては、みなさんも普段から何らかの形で接していると思いますが、「意識的に香りを鑑賞する」というのは少ないのではないでしょうか。
今回の聞香体験では、伝統的な「香道の世界」を気軽に体験していただきたいと思います。



以前私も授業で聞香体験をさせていただきましたが、堅苦しくなく、気軽に楽しむことが出来ました。
その際には数人でお香を聞き分けて勝敗を争うような形で体験させていただき、結構白熱した思い出があります。


山下慶秀堂さんは、調べ緒と呼ばれる、能、歌舞伎、邦楽の演奏時などで使われる鼓を下の写真のように固定するひもを、日本で唯一制作されています。この調べ緒の出来栄えが鼓の音の良し悪しを大きく左右します。

イベントでは小鼓の音を生で楽しんでもらうだけでなく、実際にみなさんに触れていただき、鳴らしていただく予定です。



このような工房の方々の協力によって、町家の体験イベントは行うことが出来ます。本当に感謝ですね。

また、町家ではイベント以外にも伝統工芸品を生活用品として飾ったり、食器として実際に使う予定です。
その工芸品の提供でも伝統工芸の工房の方々にはご協力いただいています。

清水焼の食器は(有)加古製陶所さんから、
茶会で用いる土で塗った風炉先屏風は京壁の工房である(有)京壁井筒屋佐藤さんから、
漆の花器は漆芸家の東端唯さんからご提供いただく予定です。

また、
”京の伝統工芸”という教育プログラムではさらに多くの伝統工芸の工房・職人の方々にお世話になっています。
ありがとうございます。

ということで、お越しいただける参加者の方々は、是非楽しみにしていて下さい。

  


Posted by craft concierge 京都 at 21:56Comments(0)町家でおもてなし

2008年08月22日

取材活動終了です。

皆さんこんにちは、ツアーチームの川北です。

ここ数日、ツアー内で工房を見せてくださる職人さんのお家を取材という形で回らせていただいています。

ここ数日は3件回ってきました。

1件目は京友禅の上木さんです。



写真のように着物の絵柄に筆で一つ一つ色を入れていきます。
この段階では桜に白色が染め終わり、葉を緑に染めているところです。
上木さんの工房へ訪問した際は、実際に着物に色を染めていくところを見てもらいます。

2件目は染めの池山さんです。
池山さんは白生地を一色に染める工房さんです。お客様にムラの無い品を届けるために機械を取り入れた染を行っています。
また、最近では一つの白生地に二色、三色と色を複数染める技術を生み出し、新たな作品を生み出しています。
その例を一つ紹介します。



この様なユニークな作品が他にも複数あります。
池山さんの工房へ訪問した際は実際にさまざまな作品を見せてもらいます。

3件目は創作作家の高岡さんです。
高岡さんは着物の下絵や、筆と金粉を使った装飾等を手がける職人さんです。
高岡さんの仕事は絵描きさんに近いものがあり、今回取材に行ったときも次のような絵をさらさらっと描いてくれました。



書いている線が薄く、少し見にくいかもしれませんがこのような菊の絵をいとも簡単に描いて見せてくれました。
高岡さんの工房では実際にこの様な絵を描いているところを見せてもらいます。

今年、ツアーに協力してくださった工房は上記3工房に加え、先日紹介した鹿島さんを合わせた4工房です。
1回のツアーで1つの工房しか回れないのが残念なのですが、取材して得た工房紹介の記事はパンフレットまたは、データベースにして公開しますので、ツアーに参加できない方は、興味があれば是非ご覧ください。
  


Posted by craft concierge 京都 at 10:05Comments(0)京都古知歩ツアー

2008年08月21日

現在制作中のコシェルジュアイテム。

1928展示チームの西川です。
今回は、エキシビジョン企画用に準備している「コンシェルジュアイテム」についてご紹介します。


●コンシェルジュアイテム ①  名刺





社会人の必須アイテム「名刺」。
お客様をコンシェルジュする時の、最初のコミュニケーションツールです。



●コンシェルジュアイテム ②  スタッフTシャツ





『craft concierge 京都』のチームユニフォームです。
胸元と首筋、左袖に、『craft concierge 京都』と『京都工芸繊維大学』のロゴを金箔押ししてあります。
この本金箔押しTシャツは、今回出展協力している企業『REKYO』のオリジナル商品です。

「ベンチャー」×「素材」×「コンシェルジュ」のコラボアイテム第1段として制作中のこのTシャツ。
エキシビジョン期間中、三条通り界隈でこのTシャツを見かけたら、」どうぞお気軽にお声掛けください。
「コンシェルジュ」としてご案内させていただきます!
  


Posted by craft concierge 京都 at 18:29Comments(0)ArtComplex1928

2008年08月20日

お世話になっている伝統工芸の工房のご紹介

KIT町家担当の高井です。

前回までに私たち"Craft Concierge 京都"の取り組みと、その母体である”京の伝統工芸”という教育プログラムでお世話になっている伝統工芸の工房を2軒ご紹介させていただきましたが、もちろん他にもいろいろな形で伝統工芸の工房・職人の方々にお世話になっています。

そこで、今回は私たちが他にどのような工房にお世話になっているかをご紹介したいと思います。


まず、今回のExihibitionでお世話になっている工房から見ていきますと

1928ビルでは3Fのアートコンプレックス1928で伝統工芸に関わるベンチャー企業による展示、1Fの同時代ギャラリーでは"伝統の虫"と題して、京都工芸繊維大学の中野デザイン研究室の学生と伝統工芸の工房のコラボレーションによる工芸作品の展示が行われます。
1Fの展示にご協力いただいている工房として、前回までに紹介した清水焼の加古製陶所さん、金彩荒木さんに加えて
錺金具の(株)森本錺金具製作所、京瓦の浅田製瓦工場という2軒の工房にお世話になっています。

錺金具とは襖の引き手や釘隠しなどの建築物の装飾や法具、仏具、祭礼具などで使われる細工を施した装飾用の金具のことで、
(株)森本錺金具製作所では伊勢神宮、出雲大社、京都御所、二条城など、全国の有名寺社、建築のための作品を製作していらっしゃいます。




また、京瓦とは屋根の瓦のことですが、その中でも伝統的な技術である「磨き」を施した燻し瓦で京都の地で作られたもののことで、
通常の瓦に比べて、美しい光沢があるのが特徴です。
実は、現在京瓦を製作している工房はこちらの工房を含めて2軒しかないそうです!
浅田製瓦工場では主に鬼瓦、軒瓦と呼ばれるものを中心に製作なされています。
このようなものです↓




やはりこちらの2工房も前回と同様、"京の伝統工芸"が始まった2006年当初からお世話になっている工房です。
いつもありがとうございます。

1Fの同時代ギャラリーではこのような工房の伝統の技術と学生の視点の交錯した新しい工芸作品が展示されます。
具体的な作品は私も把握していないので展示会当日が楽しみです。

そして、3Fのアートコンプレックス1928ではそのような伝統の技術や文化というものを新しい視点で捉え、実際にビジネスとして展開していらっしゃる企業による展示が行われます。

現実にビジネスとして売り出す際には新しいアイデアだけでなく、さらに様々な要素が必要とされることと思います。
そのようなことを踏まえて1Fの作品と3Fの商品とを比較してみても面白いかもしれません。
その辺りのご紹介はまた1928チームの方からもあると思いますので、そちらの機会に譲ろうと思います。


1928ビルでの展示会はどなた様も無料でご覧いただけますので、伝統工芸について生産者として関わっている方も、利用者として興味をお持ちの方も、どうぞみなさんお越しください。

また、私たちはExihibition以降も コンシェルジュとしての取り組みを行っていきたいと考えていますので、ご覧頂いたご感想やご意見を心よりお待ちしております。

よろしくお願いします。

それから、次にExihibitionの町家の方でお世話になっている工房をご紹介したいと思いますが…

少し長くなってきましたので、また次回の私の更新の際にご紹介しようと思います。
それでは。
  


Posted by craft concierge 京都 at 18:14Comments(0)町家でおもてなし